プロフィール

私は昭和54年生まれ、現在44歳。

なんと、44歳の誕生日に入籍した。

お相手は台湾人の男性で、12歳年下だ。

人生は想像もつかない事が起こるものだ。奇跡だと思う。

コロナ禍の2022年、共通の友人を通じて突然オンラインで出会った。それから台湾と日本の遠距離恋愛を通して、ここまでたどり着いたのだ。

そして、この結婚によって私の価値観は大きく変わった。

これまでは仕事こそがやりがい、生きがい、居場所だった。

販売関係の仕事で、入社数年は先輩方に厳しくご指導いただきながら、毎日残業し長時間働いていたが、仲間にも恵まれ、大変な中にもやりがいがあり、楽しかった。

両親の離婚、恋愛、20代での結婚、そして離婚。最近では母親の介護など・・・まあ色々あったが、会社に行くことで気がまぎれて、精神的に救われていた。

そして、家庭を持つことに対して何の憧れもなかった。親も離婚して、自分自身も離婚した。結婚すれば幸せになれると思うな!一人でも生きて行ける経済力を身につけなきゃ!と必死に働いた。

そして気づけば管理職にまで昇格した。

でも彼との出会いで、私の価値観は変わり始めた。

“家庭を持ちたい”

約20年も同じ会社に勤め、目標としていた会社のポジションを経験し燃え尽きた感もある。

今は、彼と家庭として一緒に過ごす時間がほしい。

価値観って変わるもんなんだ・・・

そして、これまで湧きあがらなかった思い

“子供が欲しい”

という思いが、急浮上したのだ。

漠然と、私は子供を生むことはないだろうと思ってたから何の知識もないまま、44歳から不妊治療を始めた。

始めてみたら、色々大変だ。

まず、44歳という年齢。

保険適用外でお金もかかる。

私は変わらず仕事を続けていて、誰にも不妊治療をしていることを誰にも話してない。ごまかしながら、休みを取って病院に通う。

さらに私たちは台湾と日本の国際結婚、そして別居婚。

うーん、かなり条件が厳しい。

そこで私たちは、体外受精をすることを選んだ。

ここに体外受精の経過を残し、どこかで私のようにチャレンジしている人の心に届き

一緒に頑張れたらうれしい。

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